注文住宅(鹿嶋市・神栖市・潮来市)の工務店なら鈴木工務店(BELL's works)トップへ ->  家づくりの思想  > 小さく作って広く住む

大きくて狭い家。小さく広い家。

img00416.jpg

まずは質問します。大きな家は広い家ですか?小さい家は狭い家ですか?

実のところ、大きな家が広い家であるというとは限りません。

広いとか狭いとかは、その空間の広がりがどこまであるかどうかのお話で、家の規模とは異なるからです。例えば、私は以前鉾田市で古い農家の建替えをお手伝いしたことがあります。その時に90坪もの農家住宅をどのように使って暮らしているのか調査をしました。

住宅は大きいのですが8帖や6帖間が廊下でつながっている間取りで部屋数だけがやけに多い。さらに冬になると暖房のある場所以外には人が居られないから、ほとんどの空間が死んでいる。90坪の豪邸でも実際には20坪ほどしか使っていないことがわかりました。これは典型的な「おおきくて狭い家」の事例です。

colonia-1.png

オープンなプランニング

一般的な用途の住宅において目指すところはその逆で「小さくて広い家」です。実際のメリットは数々あげることができます。

1 建築費や維持管理費、税金、光熱費が安くなる。

2 無駄に歩くことがなく疲れない。だから、住みやすい。

3 戸の開閉の頻度や温度差も含めて、障壁が少なく(バリアフリー)で住みやすい。

4 もちろん視覚的な広がりは気持ちがよい。

小さくて広い家を造るにあたっては、建物内部の広がり、建物内部と外部の広がり。上下階でのつながり。この3点の広がりを意識し、同時に落ち着きの為に壁をどの程度設けるか、囲まれた感を損なっていないかなどバランスを取りながら設計する必要があります。

広ければよいものでもない。過不足なく最適であるという状況の模索です。

さらに、小さいお子様のいらっしゃる家庭は、子供室を最初から設けず、ホールとオープンスペースにして設計にする場合が多いです。スケルトン<骨組み>と間仕切りを切り離すことで、将来自由に間取りを変えることを可能に出来ます。

ここで忘れてはならないのが、「断熱性」です。断熱性を伴わない大空間というのは経済性と快適性を損ない不満だらけの結果となります。オープンな空間とするには、次世代省エネ基準の北海道地域並みを目安に断熱性能を高めておく必要があります。

ファミリースペースがうまくいけば合格

住宅の空間設計するに際して、全体に均等に力を入れるよりも、重要な空間に優先的に良くしてやろうという心構えで取り組んだほうの満足度が高いようです。

それでは住宅において一番大事な空間はどこでしょうか?

比較的関心の高い場所ですけれど、水回りでもない、収納でもない。ここは大事な空間がちゃんと機能するためのサーバントスペース(召使い)であって、主役ではありません。

住宅の主役は、ファミリースペースだと考えます。

家で過ごす時間は、就寝している寝室が一番長いかもしれませんが、寝ているわけだから意識はありません。

家族が食事をし、交流し、家族らしい時間を過ごす場所。そこはリビングダイニングと呼ばれる空間です。

ここがもっとも豊かであるべきで、外部の景色や光をたっぷり取り入れてあげよう。

温熱についても上質に。

食事の後はゴロリと横になりたい旦那さんが希望すれば、畳の仕上げの場所があってもいいでしょう。

食卓を囲んでだらだらと時間を過ごす家庭もある。それならダイニングテーブルに凝ってみましょうか?

ファミリーのスペースには何が持ち込まれるのか?それによって住宅の個性がでてくることでしょう。

真ん中に愛犬のためのゲージがあってもよかろうし(それは筆者のケースです)

書斎・パソコンスペースが充実しているケースや、オーディオのケースもありましたね。

それが正解というわけではない。その家族にピッタリで豊かで楽しい空間ができたとしたら、例え些細な何かうまくいかないことがあっても、家づくりは合格と思えてくるというものではないでしょうか?


注文住宅(鹿嶋市・神栖市・潮来市)の工務店なら鈴木工務店(BELL's works)トップへ ->  家づくりの思想  > 小さく作って広く住む
小冊子 小冊子 見学会 「失敗しない住まいづくりの秘訣」無料メールセミナー 専務